もう財布の底は見えてしまったけど

今年やったこと・起きたことを振り返る。

 

1. 身体を大幅に壊した

 特に秋頃から仕事が鬼のように忙しく、精神的にも参っていて、1ヶ月くらい前から左耳が聞こえづらくなった。常に水の底にいるような耳鳴りもしている。近くの耳鼻科に3週間ほど通ったが改善せず、総合病院を紹介され、調べたところ低音難聴という病名がついた。どれくらい聴力が回復するかは不明、とりあえずしばらく耳周りの血行を促す薬を飲んで通院、というのを繰り返すしかないと言われた。

 ストレスの発散が下手なのか、頭痛も恒常的にあり、腰痛も同様だ。思えば常に身体にどこか不調を抱えた一年だった。春〜夏は蕁麻疹が顔にでてしまい、暑いのに何度かマスクで通勤せざるを得なかった。かと思えば難聴を発症した瞬間、一切でなくなった。難聴も蕁麻疹も、医者にかかるとだいたいおっしゃるのが「ストレスを溜めないでください」なのだが、それができたら苦労しませんね。

 身体の不調はなにかあったときに怖いので、とりあえず常に親に相談しているのだが、特に難聴になってから、今までもあった親からの結婚のプレッシャーが余計に強まった。しかし今までは放っといてくれで終わっていたものが、妙な納得感を帯びてきている。出資してくれるらしいし、来年は婚活しようかな。

 

2. 人間関係の断捨離をした

 あまり褒められたことではないが、仕事以外の人間関係について、この人の言うことは聞くのやめようだとか、この人には自分から声かけるのはやめようだとかの線引きをした。ほんとうに必要な友人が両手で足りるくらいになってしまったが、まあ、あまり今までと変わらないか。

 

3. 化粧品・スキンケアを見直した

  乾燥肌なのだがオイルが苦手なので、オイルでもクリームでもないアルコールフリーのファンデーションとして資生堂のティンティッドジェルクリームを使っていたが、もっとカバー力が欲しくなりあれこれ試してみたところ、NARS ナチュラルラディアントロングウェアファンデーションに行き着いた。UVカットはないが、下地でどうにかなるし内勤・地下通勤なのであまり気にならず。成分は申し分なし、セミマット〜ツヤの中間くらいで不自然すぎないカバー力、軽くて肌疲れしない、金曜日に帰ってきて疲れてオフせず朝まで寝ちゃってもあまり荒れない。ほぼ理想通りなので、おそらくしばらく使う。

 新しく買ったものはほかにもいろいろあるが、SUQQUのモイスチャーリッチリップスティック、エクストラグロウリップスティックとCHANELのボームエサンシエルは特によかった。今年はアイシャドウをグラデーションにせずワンカラーとアイラインで仕上げるのにハマり、その代わり口紅をちゃんと塗ってこまめに塗り直すようにしたら、肩の力が抜けて時短にもなったのでよかったと思う。

 スキンケアは、フェイスクリームをやめてイハダ薬用バームにしてみたところ、乾燥度合いがグッと低くなった。目元にもぬれるし、意外と伸びがよいのでコスパもよし。

 あと最近、安物ではあるがスチーマーを導入したところ、これがまたよい。メイクオフのときに使うといつもよりよく落ちるし、スキンケアのときに使うとさらに加湿されるし、肌がつるつるになるので、もっと早く買えばよかった。

 来年は下地・フェイスパウダーを見直すのと、いいメイクブラシがほしい。

 

4. 弁当を作ることにした

 前の職場では毎日同期と昼食のため外にでていたが、今の職場では基本いつも一人なので、外に出る意味がなくなったのと、どんなメニューでも毎日1,000円前後という外食時の昼食代のコスパの悪さに気づき、弁当を作ることにした。

 基本的には前日におかずをつくって詰めておいて、翌日保冷剤を入れて持って行き、職場の食堂の電子レンジであたためるスタイルだが、たまに無印のレトルトカレーに具材をプラスして詰めたり、どうしてもいいおかずが思い浮かばないときは作らなかったりして、なんとか続いている。最近は大きめのスープジャーを買って、余った食材を全部投入してリゾットにして持って行ったりなど。食費は浮くし、味付けは自分好みだしで、手間以外のデメリットが特にない。来年も続けていくと思う。

 

5. ライヴに行った

 今年は椎名林檎king gnu等、何回かライヴに行けて大変よかった。来年も引き続きライヴやイベントにもっと行きたい。

 

6. 映画を観た

 今年はあまりたくさん観られず残念だったが、一番よかったのは「ロケットマン」。どうしようもなく孤独なエルトンが、それでも人に救われたという事実が、なんというかわたしにとっても多大な救いであるように思えた。

 映画も音楽も、根底は性善説性悪説かのどちらかに集約されると個人的には考えていて、この映画の軸は性善説だった。ちなみに「ジョーカー」は性悪説だと思う。物語を貫く串がどちらかを考えながら観ると、なるほどこういう考え方もあるのか、と思うことが多々あり、面白い。

 ちなみにU-NEXTで観た「ノッキング・オン・ヘヴンズドア」も激シブで面白かった。これも性善説だったな。

 

 来年はいのちをだいじに、仕事もそこそこに、私生活を充実させたほうがよいような気がする。